一見、何の変哲もない、日本人らしき結婚記念写真。今年、高松宮殿下記念世界文化賞の受賞が決まった英美術家、リチャード・ハミルトン氏（８６）が１０年前に制作した「結婚」だ。東京・上野の森美術館で開催中の「Ａｒｔ ｏｆ ｏｕｒ ｔｉｍｅ」展で紹介されている（１１月９日まで）。
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Oct. 8 (Bloomberg) -- Sotheby's , the world's largest publicly traded art-auction house, missed the estimate for its Hong Kong sale with a tally of HK$1.1 billion ($141.7 million), as a global financial rout led buyers to shun some top lots.
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サイドの髪をキュッと結び、キリッと利発そうなコレットは、画家の館（やかた）を修理した石工の娘だ。ざらついた画面は未完成であるためだが、日常の一瞬を永遠に封じ込めたような、神秘的世界をより際立たせている。 バルテュス（１９０８〜２００１年）はパリ生まれ。ポーランド貴族の流れをくむ芸術一家に育ち、１３歳で詩人リルケの序文付き素描集『ミツ』を刊行した。その後、イタリアで１５世紀の画家、ピエロ・デラ・フランチェスカの模写に没頭し、影響を受けたという。
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芸術文化の発展に寄与した芸術家をたたえる高松宮殿下記念世界文化賞（日本美術協会主催）が今年、２０回の節目を迎えたのを記念し、写真展「アトリエのアーティスト」が８日から、東京・上野の上野の森美術館で開かれる。 絵画・彫刻部門の受賞者４０人を、産経新聞のカメラマンが撮影したもの。２０年にわたって毎回、受賞した芸術家の自宅やアトリエを訪ね、創作風景や飾らない素顔を切り取ってきた。第１回受賞者のウンベルト・マストロヤンニ氏から、第２０回のリチャード・ハミルトン、イリヤ＆エミリヤア・カバコフ各氏まで、計１２２カット、いずれも貴重なショットがそろう。
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